国内旅行業務取扱管理者 過去問
令和7年度(2025年)
問55 (国内旅行実務 問5)

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和7年度(2025年) 問55(国内旅行実務 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

宿泊に関する次の記述のうち、資料に基づき、正しいものを1つ選びなさい。
(注)モデル宿泊約款によるものとする。

<資料>
本設問における宿泊施設の宿泊料金等及び違約金は次のとおりである。
●旅館の場合
基本宿泊料:大人1人あたり1泊2食付30,000円
サービス料:10%
消費税:10%
入湯税:100円(入湯税は12歳未満の者は課税免除としている。)

●ホテルの場合
基本宿泊料:ツインルーム(定員2人)1室あたり40,000円
サービス料:10%
消費税:10%
宿泊税:本設問では1人1泊あたり1,000円かかる。
チェックイン:14時
チェックアウト:10時

●旅館及びホテルの違約金
宿泊契約解除の通知を受けた日が宿泊日の3日前であるときの違約金の比率:20%
宿泊契約解除の通知を受けた日が宿泊日の前日であるときの違約金の比率:30%

  • このホテルのツインルームに大人2人が8月20日に1泊する宿泊契約を、宿泊客の都合により8月19日(宿泊日の前日)に解除したとき、このホテルは13,200円の違約金を申し受ける。
    (注)宿泊客に違約金の支払義務がある宿泊契約とする。
  • この旅館は、大人2人の宿泊客と宿泊期間を2日とする宿泊契約が成立したとき、申込金として132,000円の支払いを求めることができる。
    (注)この旅館は、宿泊契約が成立したとき指定期日までに申込金の支払いを宿泊客に求めるものとする。
  • このホテルのツインルームに大人2人が1泊するとき、宿泊客が支払うべき宿泊料金等の総額は98,800円である。
    (注)追加料金は発生していないものとする。
  • この旅館に子供用の食事と寝具の提供を伴う5歳の子供1人が1泊するとき、宿泊客が支払うべき当該子供の宿泊料金等の総額は18,150円である。
    (注1)当該子供は大人が同伴しているものとする。
    (注2)追加料金は発生していないものとする。

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この過去問の解説 (1件)

01

正しいものは、

「この旅館に子供用の食事と寝具の提供を伴う5歳の子供1人が1泊するとき、宿泊客が支払うべき当該子供の宿泊料金等の総額は18,150円である。」です。

 

モデル宿泊約款では、宿泊料金等は、基本宿泊料、サービス料、税金などを合わせて計算します。

 

また、子供料金は、子供用の食事と寝具を提供するときは大人料金の50%として計算します。

 

なお、違約金はサービス料を含めた額ではなく、基本宿泊料に対する割合で計算します。

 

選択肢1. このホテルのツインルームに大人2人が8月20日に1泊する宿泊契約を、宿泊客の都合により8月19日(宿泊日の前日)に解除したとき、このホテルは13,200円の違約金を申し受ける。
(注)宿泊客に違約金の支払義務がある宿泊契約とする。

ホテルのツインルームの基本宿泊料は、1室あたり40,000円です。


宿泊日の前日に解除した場合の違約金の比率は30%です。

違約金は、サービス料を含めた金額ではなく、基本宿泊料に対して計算します。

 

計算は次のようになります。

 40,000円×30%=12,000円

 

選択肢の13,200円は、40,000円にサービス料10%を加えた44,000円に30%をかけた金額です。


しかし、違約金の計算ではサービス料を含めないため、13,200円ではありません。

 

選択肢2. この旅館は、大人2人の宿泊客と宿泊期間を2日とする宿泊契約が成立したとき、申込金として132,000円の支払いを求めることができる。
(注)この旅館は、宿泊契約が成立したとき指定期日までに申込金の支払いを宿泊客に求めるものとする。

モデル宿泊約款では、申込金は、宿泊期間の基本宿泊料を限度として求めることができます。宿泊期間が3日を超える場合は3日分が上限です。

 

この旅館の基本宿泊料は、大人1人1泊2食付で30,000円です。


大人2人、宿泊期間2日の場合、基本宿泊料は次のようになります。

 30,000円×2人×2日=120,000円

 

申込金の上限は基本宿泊料なので、サービス料を加えた132,000円まで求めることはできません。

 

選択肢3. このホテルのツインルームに大人2人が1泊するとき、宿泊客が支払うべき宿泊料金等の総額は98,800円である。
(注)追加料金は発生していないものとする。

ホテルのツインルームは、定員2人で1室あたり40,000円です。


大人2人で1室を1泊利用する場合、基本宿泊料は40,000円です。

サービス料は10%なので、次のようになります。

 40,000円×10%=4,000円

 

消費税は、基本宿泊料とサービス料の合計に対して計算します。

 44,000円×10%=4,400円

 

宿泊税は、1人1泊あたり1,000円なので、大人2人で次のようになります。

 1,000円×2人=2,000円

 

合計は次のとおりです。

 40,000円+4,000円+4,400円+2,000円=50,400円

 

したがって、98,800円ではありません。

 

選択肢4. この旅館に子供用の食事と寝具の提供を伴う5歳の子供1人が1泊するとき、宿泊客が支払うべき当該子供の宿泊料金等の総額は18,150円である。
(注1)当該子供は大人が同伴しているものとする。
(注2)追加料金は発生していないものとする。

モデル宿泊約款では、子供用の食事と寝具を提供する場合の子供料金は、大人料金の50%です。

 

この旅館の大人の基本宿泊料は30,000円です。
その50%なので、子供の基本宿泊料は次のようになります。

 30,000円×50%=15,000円

 

サービス料は10%です。

 15,000円×10%=1,500円

 

消費税は、基本宿泊料とサービス料の合計に対して計算します。

 16,500円×10%=1,650円

 

5歳の子供は、問題の条件上、入湯税の課税免除対象として扱います。
そのため、入湯税100円は加えません。

 

合計は次のとおりです。

 15,000円+1,500円+1,650円=18,150円

 

したがって、この選択肢が正しいです。

 

まとめ

この問題では、違約金、申込金、宿泊料金等、子供料金の計算方法を分けて考えることが大切です。

 

違約金は、サービス料を含めず、基本宿泊料に対する割合で計算します。


申込金も、サービス料を含めた額ではなく、基本宿泊料を限度として求めることができます。

 

また、子供用の食事と寝具を提供する場合の子供料金は、大人料金の50%です。


この問題では、5歳の子供の宿泊料金等は、基本宿泊料15,000円、

サービス料1,500円、消費税1,650円を合わせて、18,150円になります。

 

したがって、正しいものは、「この旅館に子供用の食事と寝具の提供を伴う5歳の子供1人が1泊するとき、宿泊客が支払うべき当該子供の宿泊料金等の総額は18,150円である。」です。

 

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