国内旅行業務取扱管理者は、旅行業法にもとづいて、旅行会社の営業所ごとに必ず1名以上選任しなければならない責任者です。国内旅行を取り扱う営業所で、旅行商品の内容や料金、手続きが法律どおりに行われているかを確認し、事故防止やトラブルの未然防止に努めます。
この資格は観光庁長官が実施する国家試験で、一般社団法人全国旅行業協会(ANTA)が試験事務を担当しています。
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あん摩マッサージ指圧師
1級管工事施工管理技士
1級建築施工管理技士
1級電気工事施工管理技士
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運行管理者(貨物)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)
貸金業務取扱主任者
危険物取扱者(乙4)
給水装置工事主任技術者
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ケアマネジャー(介護支援専門員)
国内旅行業務取扱管理者
社会保険労務士(社労士)
大学入学共通テスト(国語)
大学入学共通テスト(地理歴史)
大学入学共通テスト(公民)
大学入学共通テスト(数学)
大学入学共通テスト(理科)
大学入学共通テスト(情報)
大学入学共通テスト(英語)
第三種電気主任技術者(電験三種)
宅地建物取引士(宅建士)
調剤報酬請求事務技能認定
賃貸不動産経営管理士
2級管工事施工管理技士
2級建築施工管理技士
2級電気工事施工管理技士
2級土木施工管理技士
JLPT(日本語能力)
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)
令和8年度(2026年) CBT試験日(予想)
2026年9月3日(木) ~ 9月25日(金)
試験日まで、263日
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国内旅行業務取扱管理者は、旅行業法にもとづいて、旅行会社の営業所ごとに必ず1名以上選任しなければならない責任者です。国内旅行を取り扱う営業所で、旅行商品の内容や料金、手続きが法律どおりに行われているかを確認し、事故防止やトラブルの未然防止に努めます。
この資格は観光庁長官が実施する国家試験で、一般社団法人全国旅行業協会(ANTA)が試験事務を担当しています。
主な仕事のイメージは次のとおりです。
1. 旅行プランの企画と料金管理
ツアー内容や日程、宿泊先、交通手段などを検討し、原価や販売価格を確認します。
2. 契約書・約款類のチェック
申込書、旅行条件書、各種約款(旅行業約款・運送約款・宿泊約款)などが、法律や社内ルールに合っているかを確認します。
3. 旅行中のトラブル対応
台風や交通機関の遅れ、宿泊施設でのトラブルなどが起きたときに、お客様や現地と連絡を取り、代替手配や返金の判断などを行います。
4. スタッフへの法令・実務指導
営業所のスタッフに対し、旅行業法や約款の内容、実務上の注意点を指導し、誤った対応がないように見守ります。
5. 行政への報告・届出
営業所の体制や管理者の選任状況などについて、行政機関への届出や報告を行い、法令を守った運営を支えます。
国内旅行業務取扱管理者には、次のような役割があります。
・旅行者にとって、安全で安心できる旅行商品を提供すること
・旅行会社が旅行業法や関係法令を守って営業できるように管理すること
・行政の監督に協力し、旅行業界全体への信頼を守ること
・地域への送客を通じて、観光振興や地域活性化に貢献すること
1. 試験申込
ANTA公式サイトの試験案内ページから、CBT-Solutionsの受験者サイトへ進み、インターネットで申し込みます。
2. 験を受験
全国47都道府県にあるテストセンターから会場と日時を選び、CBT(パソコン)方式で受験します。
3. 合格発表の確認
試験終了からおおむね3週間後(令和7年度は10月17日11:00予定)に、受験者マイページ上で自分の合否を確認します。受験番号一覧の公開は行われません。
4. 合格証書の受領
合格発表から約2週間後(令和7年度は10月31日頃の予定)に、A4サイズの合格証書が簡易書留で自宅に郵送されます。
5. 旅行会社での選任・定期研修
旅行会社などで「国内旅行業務取扱管理者」として選任されると、行政への選任届が必要になります。
選任された管理者は、5年ごとに「旅行業務取扱管理者定期研修」を受講することが義務付けられています(直近5年以内に試験合格している場合など、一部の例外あり)。
おおまかな目安は次のとおりです。
・旅行業が初めての人 → 120〜150時間程度
法律や約款の専門用語、運賃・料金計算に慣れるまで時間がかかります。
・旅行業に少し関わったことがある人 → 100〜120時間程度
実務のイメージがある分、約款や実務分野の理解が比較的スムーズです。
・他の観光系・旅行系資格を持っている人 → 80〜100時間程度
地理や法律の基礎知識があるため、復習中心の学習で済むことが多いです。
あくまで目安なので、仕事や生活の状況に合わせて調整してください。
1. 参考書で全体像をつかむ
いきなり細かい暗記から始めるのではなく、テキストを一通り読み、「どんな試験か」をつかみます。
2. 頻出分野から先に学習する
JR運賃・料金計算、約款(特に取消料・変更料のルールなど)は毎年よく出題されるため、早めに手をつけておくと安心です。
3. 過去問演習を3〜5年分×3周以上
「問題を解く → 解説で確認 → 間違えた理由をメモ」する流れを何度も繰り返すことで、出題パターンに慣れることができます。
4. スキマ時間は暗記科目に使う
用語、条文のキーワード、地理・観光地名などは、単語カードやアプリを使って短時間でコツコツ覚えるのがおすすめです。
5. 本番を意識した模試形式の練習
120分を計って通しで解く練習をしておくと、当日の時間配分の感覚がつかめます。
国内旅行業務取扱管理者を取得したあと、さらに次のような資格に挑戦するとキャリアアップにつながります。
・総合旅行業務取扱管理者
国内・海外を含め、すべての旅行商品を扱える上位資格です。
・旅程管理主任者
添乗員としてツアー同行するための資格で、国内・総合と組み合わせる人も多いです。
・観光英語検定
英語で案内や手続きができるようになりたい人向けの検定です。
・地理検定・世界遺産検定
地理や観光資源の知識を深めることで、ツアー企画や国内実務の地理対策にも役立ちます。
資格を複数持っていると、就職・転職の際にアピールしやすくなり、担当できる業務の幅も広がります。興味のある分野から、少しずつチャレンジしていくと良いです。
全国47都道府県にある試験会場で実施されます。受験者は申込時に希望する試験会場を選択できます。
<令和7年度>
2025年9月4日~26日のうち希望日時(CBT)
※年度によって日程は変わるため、受験する年の試験案内で必ず確認してください。
以下の3科目をCBTで受験します。(120分間)
① 旅行業法及びこれに基づく命令→旅行業法のルール、事業登録、管理者制度など
② 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款→お客との契約ルール(取消料、変更料など)
③ 旅行実務(国内)→運賃・料金計算(JR・航空・バス等)、観光地理、実務処理 など
科目免除がある場合は、受験科目数に応じて試験時間が短くなります(免除A・Bは80分、免除Cは40分)。
受験手数料:8,000円(非課税)
システム利用料:660円(税込)
合計金額は公式案内どおりで、いかなる理由があっても返金されません。
令和7年10月17日(金)11:00に受験者マイページへ掲載。一覧公開は行わず、合格証書は10月31日頃に簡易書留で郵送。
受験資格に制限はなく、年齢・学歴・実務経験を問わず誰でも受験できます。
ただし、免除制度に使う「国内旅行業務取扱管理者研修」は、旅行業者等に勤務し、直近5年以内に3年以上旅行業務に従事している人だけが受講できる専門向けの研修であり、一般の受験希望者は受講できません。
試験形式:四肢択一/画面クリック方式(CBT)
実施方法:CBT方式(Computer Based Testing)※パソコンで受験
問題数:全体で約80問前後(年度により変動)
①情報ページを確認
ANTA公式サイトの試験案内ページ https://www.anta.or.jp/exam/shiken/から概要を確認し、申込ボタンをクリックすると CBT-Solutionsの受験者サイトへ移動します。ANTAサイト自体では申込は完結しません。
② CBT-Solutionsで会員登録
はじめて受験する人は マイページアカウントIDを新規作成 します。メール受信設定で 「@cbt-s.com」 を許可してください。
③ 免除申請(対象者のみ)
過去の合格や総合資格などで科目免除を受ける場合は、先に 「免除申請」 を選択し、証明書類(PDF/画像)をアップロードします。申請確定後はキャンセル不可。審査完了メールが届いたら次の予約へ進みます。
免除書類提出は7月9日で終了ですが、審査後の試験予約は7月17日23:59まで延長しました。
④試験申込(全科目または免除後)
画面の案内に沿って 氏名・住所・連絡先・受験区分・希望会場/日時 を入力します。予約は先着順です。
⑤受験料の支払い
クレジットカード/コンビニ/Pay-easy いずれかを選択します。決済が完了しないと 予約確定になりません。支払い後に「予約完了メール」が届きます。
⑥受験票の確認
試験日の数日前になるとマイページに 受験票PDF が表示されます。スマホ画面を提示するか印刷して当日持参します。紙の郵送はありません。
⑦試験当日
本人確認書類(運転免許証、保険証、マイナンバーカードなど)を受付で提示し、渡されたログイン情報でPCにサインインして受験します。試験終了後に簡易成績レポートが発行されます。
<令和7年度> 2025年6月12日10:00~7月9日23:59
※免除申請・試験予約の締切は、年度ごとの受験案内で細かく定められます。以前の年度では締切が延長された例もありますが、毎年同じとは限らないため、その都度最新の案内を必ず確認してください。
<令和7年度の科目免除区分>(いずれも証書提出が必須)
免除A 国内旅行実務 ①令和6・7年度「国内旅行業務取扱管理者研修」修了者 ②令和6年度国内試験で科目合格を取得した者
免除B 旅行業法 地域限定旅行業務取扱管理者試験の合格者
免除C 旅行業法+国内旅行実務 地域限定合格者 かつ(①研修修了者 または ②令和6年度科目合格者)
※研修は旅行業者等で直近5年以内に3年以上従事している現役社員限定です。一般受験者は受講できません。
<各免除区分の試験時間>
免除A・B:80分、免除C:40分
全3科目全てで60%以上正解すれば合格です。1科目でも60%未満だと不合格になります。また、免除制度で一部の科目を除外して受験する場合でも、受験した科目は同様に60%以上が必要です。
合格発表日の約2週間後(令和7年度は10月31日予定)に、A4サイズの合格証書が簡易書留郵便で郵送されます。合格証書には氏名・合格年月・管理者区分などが記載されています。発送日を過ぎても届かない場合は、協会が指定する連絡期間内に試験係へ問い合わせてください。不合格者への郵送通知はありません。
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和元年(2019年) | 13,946人 | 5,645人 | 40.5% |
| 令和2年(2020年) | 12,146人 | 4,576人 | 37.7% |
| 令和3年(2021年) | 10,569人 | 4,498人 | 42.6% |
| 令和4年(2022年) | 8,945人 | 3,125人 | 34.9% |
| 令和5年(2023年) | 8,960人 | 3,270人 | 36.5% |
| 令和6年(2024年) | 10,943人 | 3,660人 | 33.4% |
| 令和7年(2025年) | 10,329人 | 3,675人 | 35.6% |