国内旅行業務取扱管理者 過去問
令和7年度(2025年)
問52 (国内旅行実務 問2)

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和7年度(2025年) 問52(国内旅行実務 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

貸切バスによる運送に関する以下の設問について、選択肢の中から答を1つ選びなさい。

次の行程(日帰り)で運行する大型車の貸切バス(本設問において、以下「大型バス」という。)の運賃について、この行程におけるキロ制運賃を求めるための走行距離のうち、正しいものはどれか。
(注1)「一般貸切旅客自動車運送事業標準運送約款」によるものとする。
(注2)大型バスの運賃は、「一般貸切旅客自動車運送事業の運賃・料金の変更命令について(令和年8月25日関東運輸局長公示、令和6年3月1日改正)」によるものとする。
(注3)この運行における大型バスの料金は考慮しないものとする。
(注4)旅客乗車地点及び旅客降車地点はそれぞれ1カ所とし、当該地点における旅客の乗降に要する時間はそれぞれ5分とする。
(注5)この行程における旅客の目的地は1か所、大型バスは当該目的地で待機しており運転者の休息期間としない。
問題文の画像
  • 110キロ分のキロ制運賃が必要である。
  • 82キロ分のキロ制運賃が必要である。
  • 104キロ分のキロ制運賃が必要である。
  • 90キロ分のキロ制運賃が必要である。

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この過去問の解説 (1件)

01

正しいものは、「110キロ分のキロ制運賃が必要である。」です。

 

貸切バスのキロ制運賃では、旅客が乗っている区間だけでなく、出庫から帰庫までの走行距離で考えます。

 

つまり、出庫から乗車地点までの回送距離、旅客が実際に乗る区間、降車地点から帰庫までの回送距離をすべて含めます。

 

さらに、走行距離の端数は、10キロ未満を10キロに切り上げる扱いです。

 

選択肢1. 110キロ分のキロ制運賃が必要である。

この行程の走行距離は、次のように考えます。

 

 出庫から旅客乗車地点までの回送距離が11キロ
 旅客が実際に乗車する区間の距離が82キロ
 旅客降車地点から帰庫までの回送距離が11キロ

 

これらを合計すると、次のようになります。

 11キロ+82キロ+11キロ=104キロ

 

ただし、キロ制運賃では、10キロ単位で見て、端数がある場合は切り上げます。


104キロは、100キロを超えて4キロの端数があるため、110キロとして計算します。

 

そのため、110キロ分のキロ制運賃が必要です。

 

選択肢2. 82キロ分のキロ制運賃が必要である。

82キロは、旅客が実際に乗っている区間だけの距離です。

 

しかし、貸切バスのキロ制運賃では、旅客が乗っている区間だけでなく、

回送区間も含めた出庫から帰庫までの距離で計算します。

 

そのため、82キロだけで計算することはできません。

 

選択肢3. 104キロ分のキロ制運賃が必要である。

出庫から帰庫までの実際の走行距離を合計すると、104キロです。
ここまでは正しい考え方です。

 

しかし、キロ制運賃では、走行距離の端数をそのまま使うのではなく、

10キロ未満の端数は10キロに切り上げます

 

そのため、104キロはそのままではなく、110キロとして計算します

 

選択肢4. 90キロ分のキロ制運賃が必要である。

90キロは、旅客が実際に乗車する82キロに近い数字ですが、回送距離を正しく含めていません。

 

この行程では、出庫から乗車地点まで11キロ、降車地点から帰庫まで11キロの回送距離があります。


この2つの回送距離も、キロ制運賃の計算に含めます。

 

そのため、90キロではなく、合計104キロを10キロ単位に切り上げた110キロになります。

 

まとめ

この問題では、キロ制運賃の走行距離を、旅客が乗っている区間だけで考えないことが大切です。

 

貸切バスのキロ制運賃では、出庫から帰庫までの距離を使います。


この行程では、回送11キロ、旅客乗車区間82キロ、

回送11キロを合計して、実際の走行距離は104キロです。

 

さらに、10キロ未満の端数を切り上げるため、104キロは110キロとして計算します。

 

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