国内旅行業務取扱管理者 過去問
令和7年度(2025年)
問51 (国内旅行実務 問1)

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和7年度(2025年) 問51(国内旅行実務 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

貸切バスによる運送に関する以下の設問について、選択肢の中から答を1つ選びなさい。

次の行程(日帰り)で運行する大型車の貸切バス(本設問において、以下「大型バス」という。)の運賃について、この行程における時間制運賃を求めるための時間のうち、正しいものはどれか。
(注1)「一般貸切旅客自動車運送事業標準運送約款」によるものとする。
(注2)大型バスの運賃は、「一般貸切旅客自動車運送事業の運賃・料金の変更命令について(令和年8月25日関東運輸局長公示、令和6年3月1日改正)」によるものとする。
(注3)この運行における大型バスの料金は考慮しないものとする。
(注4)旅客乗車地点及び旅客降車地点はそれぞれ1カ所とし、当該地点における旅客の乗降に要する時間はそれぞれ5分とする。
(注5)この行程における旅客の目的地は1か所、大型バスは当該目的地で待機しており運転者の休息期間としない。
問題文の画像
  • 5時間分の時間制運賃が必要である。
  • 3時間分の時間制運賃が必要である。
  • 7時間分の時間制運賃が必要である。
  • 6時間分の時間制運賃が必要である。

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この過去問の解説 (1件)

01

正しいものは、「7時間分の時間制運賃が必要である。」です。

 

貸切バスの時間制運賃を求める時間は、旅客が乗っている時間だけではありません。

 

出庫から帰庫までの走行時間・回送時間・待機時間などを含めた拘束時間に、

さらに出庫前1時間、帰庫後1時間の点呼点検時間を加えて計算します。

 

標準適用方法でも、時間制運賃は、出庫前・帰庫後の点呼点検時間として合計2時間と、

出庫から帰庫までの拘束時間を合算するとされています。

 

選択肢1. 5時間分の時間制運賃が必要である。

出庫は9時00分、帰庫は14時00分なので、出庫から帰庫までの時間は5時間です。

ただし、時間制運賃では、この5時間だけで計算するのではありません。


ここに、出庫前と帰庫後の点呼点検時間2時間を加えます。

 

そのため、5時間分では足りません。

 

選択肢2. 3時間分の時間制運賃が必要である。

貸切バスの時間制運賃では、走行時間が3時間未満の場合は、

3時間として計算する決まりがあります。

 

しかし、この行程では、出庫から帰庫までが9時00分から14時00分までなので、

拘束時間は5時間あります。


3時間未満ではないため、3時間分で計算することはできません。

 

選択肢3. 7時間分の時間制運賃が必要である。

この行程を時間で整理すると、次のようになります。

 

 出庫から旅客乗車地点までの回送が25分
 旅客の乗車に5分
 旅客が実際に利用する区間は、目的地での待機2時間を含めて4時間
 旅客の降車に5分
 旅客降車地点から帰庫までの回送が25分

これらを合計すると、出庫から帰庫までで5時間です。

 

さらに、時間制運賃では、出庫前と帰庫後の点呼点検時間として合計2時間を加えます。

 

したがって、計算は次のようになります。

 5時間+2時間=7時間

 

そのため、7時間分の時間制運賃が必要です。

 

選択肢4. 6時間分の時間制運賃が必要である。

6時間という答えは、旅客が利用する区間の4時間に、

点呼点検時間2時間だけを加えた場合に近い考え方です。

 

しかし、貸切バスの時間制運賃では、旅客が乗っている時間だけでなく、

出庫から乗車地点までの回送降車地点から帰庫までの回送

乗降にかかる時間も含めて考えます。

 

そのため、6時間ではなく、出庫から帰庫までの5時間に点呼点検時間2時間を加えた7時間になります。

 

まとめ

この問題では、時間制運賃の対象となる時間を、旅客が乗っている時間だけで考えないことが大切です。

 

貸切バスの時間制運賃では、まず出庫から帰庫までの時間を見ます。


この行程では、9時00分に出庫し、14時00分に帰庫しているため、拘束時間は5時間です。

そこに、出庫前と帰庫後の点呼点検時間として2時間を加えます。

 

したがって、時間制運賃を求めるための時間は、7時間です。

 

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