国内旅行業務取扱管理者 過去問
令和7年度(2025年)
問58 (国内旅行実務 問8)

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 令和7年度(2025年) 問58(国内旅行実務 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

旅客鉄道会社(JR)に関する以下の設問について、選択肢の中から答を1つ選びなさい。

大人31人、添乗員1人の計32人で構成する普通団体が通常期に次の行程で旅行した。行程及び資料に基づき、次の設問について該当する答をそれぞれ1つ選びなさい。
(注1)この団体は、JRによる運送の引き受けがなされているものとする。
(注2)当日に乗り継ぐものとし、途中下車はしないものとする。なお、乗車券、特急券、グリーン券は旅行開始前に一括して購入するものとする。また、団体乗車券は一葉で発売されたものとする。

当該団体の運賃の合計額を算出する計算式のうち正しいものはどれか。
問題文の画像
  • 710.キロ+45.3キロ=755.4キロ → 10,670円・・・Ⓐ
    Ⓐ×(1-0.1)=9,603円 → 9,600円・・・Ⓑ
    Ⓑ×(32人-1人)=297,600円
  • 710.キロ → 10,340円・・・Ⓐ
    45.3キロ → 860円・・・Ⓑ
    (Ⓐ+Ⓑ)×(1-0.15)=9,520円・・・Ⓒ
    Ⓒ×(32人-1人)=295,120円
  • 710.1キロ → 10,340円・・・Ⓐ
    45.3キロ → 860円・・・Ⓑ
    (Ⓐ+Ⓑ)×(1-0.15)=9,520円・・・Ⓒ
    Ⓒ×32人=304,640円
  • 710.1キロ+45.3キロ=755.4キロ → 10,670円・・・Ⓐ
    Ⓐ×(1-0.15)=9,069.5円 → 9,060円・・・Ⓑ
    Ⓑ×(32人-1人)=280,860円

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この過去問の解説 (1件)

01

正しいものは、

「710.1キロ+45.3キロ=755.4キロ → 10,670円・・・Ⓐ
Ⓐ×(1-0.15)=9,069.5円 → 9,060円・・・Ⓑ
Ⓑ×(32人-1人)=280,860円」 です。

 

この問題では、上野駅から新青森駅までと、新青森駅から大鰐温泉駅までを1枚の団体乗車券で計算します。

途中下車しないため、営業キロは通算します。

 

また、普通団体の第2期なので、運賃は15%引きです。

さらに、32人の団体では1人が無賃扱いになるため、運賃を支払う人数は31人です。

 

選択肢1. 710.キロ+45.3キロ=755.4キロ → 10,670円・・・Ⓐ
Ⓐ×(1-0.1)=9,603円 → 9,600円・・・Ⓑ
Ⓑ×(32人-1人)=297,600円

営業キロを通算して755.4キロとする点と、1人を無賃扱いにして31人分で計算する点は合っています。

 

しかし、割引率が違います。


この行程は9月5日で、問題文に第2期とあります。

普通団体の第2期の割引率は15%引きです。


この選択肢は10%引きで計算しているため、正しくありません。

 

選択肢2. 710.キロ → 10,340円・・・Ⓐ
45.3キロ → 860円・・・Ⓑ
(Ⓐ+Ⓑ)×(1-0.15)=9,520円・・・Ⓒ
Ⓒ×(32人-1人)=295,120円

この計算では、上野駅から新青森駅までと、新青森駅から大鰐温泉駅までを分けて運賃計算しています。

 

しかし、この問題では、団体乗車券は一葉で発売されたものとされています。


つまり、1枚の団体乗車券として扱います。

 

途中下車もしないため、営業キロは分けずに、710.1キロ+45.3キロ=755.4キロとして通算します。

 

そのため、区間ごとに10,340円と860円を足す計算は正しくありません。

 

選択肢3. 710.1キロ → 10,340円・・・Ⓐ
45.3キロ → 860円・・・Ⓑ
(Ⓐ+Ⓑ)×(1-0.15)=9,520円・・・Ⓒ
Ⓒ×32人=304,640円

区間ごとに運賃を分けて計算している点が誤りです。


この問題では、営業キロを通算して755.4キロで計算します。

また、人数の考え方も誤りです。


この団体は計32人ですが、普通団体ではこの人数の場合、1人が無賃扱いになります。

 

そのため、運賃を支払う人数は32人ではなく31人です。

 

選択肢4. 710.1キロ+45.3キロ=755.4キロ → 10,670円・・・Ⓐ
Ⓐ×(1-0.15)=9,069.5円 → 9,060円・・・Ⓑ
Ⓑ×(32人-1人)=280,860円

まず、上野駅から新青森駅までの営業キロは710.1キロです。


新青森駅から大鰐温泉駅までの営業キロは45.3キロです。

 

団体乗車券は1枚で、途中下車もしないため、営業キロを通算します。

 710.1キロ+45.3キロ=755.4キロ

 

資料の普通運賃表では、755.4キロは721キロから760キロの範囲に入るため、

片道運賃は10,670円です。

 

次に、第2期の普通団体なので、15%引きにします。

 10,670円×(1-0.15)=9,069.5円

 

運賃は10円未満を切り捨てるため、1人あたりの団体割引後の運賃は9,060円です。

さらに、32人のうち1人が無賃扱いなので、運賃を支払う人数は31人です。

 9,060円×31人=280,860円

 

したがって、この計算式が正しいです。

 

まとめ

この問題では、次の3点を押さえることが大切です。

 

まず、団体乗車券は一葉で発売されているため、上野駅から大鰐温泉駅までの営業キロを通算します。

 

次に、普通団体の第2期なので、運賃は15%引きです。

 

最後に、計32人の団体では1人が無賃扱いとなるため、運賃を支払う人数は31人です。

 

計算は、次のとおりです。

 710.1キロ+45.3キロ=755.4キロ → 10,670円

 10,670円×85%=9,069.5円 → 9,060円

 9,060円×31人=280,860円

 

したがって、正しいものは、

「710.1キロ+45.3キロ=755.4キロ → 10,670円・・・Ⓐ
Ⓐ×(1-0.15)=9,069.5円 → 9,060円・・・Ⓑ
Ⓑ×(32人-1人)=280,860円」 です。

 

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